国際ロータリー第2740地区第10グループ 長崎北ロータリークラブ

長崎北ロータリークラブ

太田善久ガバナー

太田善久ガバナー

2015-16年度

2015-2016年度 ガバナー運営方針

本年度の国際ロータリーのテーマは「世界へのプレゼントになろう」です。
RI会長K.R.ラビンドラン氏は「人はその地位や身の上にかかわらず、才能、知識、能力、努力、そして献身と熱意など、誰でも与えることのできる何かをもっているはずです。
私たちは、ロータリーを通じて、これらを世界にプレゼントすることで、誰かの人生に、そして世界に、真の変化を起こすことができるはずです」とし、インドの著名な詩人タゴールの言葉を引いて「楽器の弦の張替えばかりしていて、肝心な歌を歌わずに毎日を過ごしていいのでしょうか。この機会は二度と与えられるものではなく、実行できる時間は今です」と熱く呼びかけられています。
私はこの「世界へのプレゼントになろう」の方針を受けて、地区方針を「地域へのプレゼントになろう」にいたしました。
この長崎・佐賀両県にまたがる第2740地区は、種々の統計によると人口の減少率が高く、地域崩壊の危険がある地域がたくさんあると言われております。我々のロータリーの活動を通して、少しでも地域の活性化を図りたいものです。
幸い、考えるヒントは、それぞれの地域にたくさんあります。平成26年度の「ふるさと納税」の税収は、平戸市が15億円、唐津の隣の東松浦郡玄海町が10億円と、それぞれ日本で1位と2位です。これは全国の消費者にとって魅力的な商品が、この地域にたくさんあるということだと思います。
また今回、ユネスコが世界遺産に登録するよう勧告した「明治の産業革命遺産」が、この長崎・佐賀の地に種々存在するのは、異文化を受け入れてきたこの地の先進性があったからこそでしょう。中国、韓国、ベトナム、タイなど、これから伸びる若いアジアの諸国との距離の近さと、古くからの交流は、さまざまなメリットを生んでいく可能性があります。
企業家や事業者らが集うロータリークラブの地区ガバナーとして、皆様がその土地、歴史を活かしてさまざまなロータリー活動を展開されることに少しでもお手伝いができればと思っています。どうぞご指導、ご厚誼をよろしくお願いいたします。

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